鍼灸師から習う「自分の体を知っておく事」インタビュー

今回は鍼灸の専門家でありながら美容の角度からもお話できる先生にお話を伺いました!
---なぜこの仕事を選んだのでしょうか?
もともとスポーツをたくさんしていましたがケガをよくしていました。
小学校の時はキックベースボールでキャプテンを務め、地区大会いったり新聞に載ったりしていました。
その時に捻挫や骨折も多く、交互に腕を骨折したり、じん帯断裂したり鍼灸整骨院に通う事がすごく多かったんですね。
そんな時は常に私の身近には鍼灸整骨院がありました。
学生時代、ソフトテニスの最後の大会でじん帯断裂で出場ができないといわれました。
「そんなん絶対無理!」と思ってギブスで出たいと騒いでいたら、
その時に鍼灸整骨院の担当してくれたのが女性鍼灸整骨院で柔整師の方やとおもったら鍼灸師も持ってる人で、
「私が責任をもって試合に出れるようにする!」といって処置してくれたのががカッコイイと想い、ずっと頭の片隅に残っていました。
だいたいはケガで断裂すると止めときなさいですが、がちがちに固定して何としても出るという、中高生なりのゆずれない想いを汲んでもらい、
「責任は私がとる」といいながらやってたのがかっこよかった。トレーナーをしたいなと思ったのがきっかけです。
鍼灸師の中ではケガしたときにとかよくある話ですが。
-症状に対して知識がない事の怖さ-
それに相まって私が小さいときから起立性調節障害という疾患があって専門学校に入るまで知らなくて、朝礼とかじっと動かずに立っておくことができなくて。
ウロウロすれば問題ないのですがその場に立っている事ができなくて体力がないといわれていました。
実際それはフタを開けてみれば体力が無いのでなく、疾患やったりして、
例えば暇なバイトで立ち仕事で立ってる事が苦痛だったりとか
朝、部活で監督の話を聴くとのがずって立っていられなかったり。
その度に気持ち悪くなったり、ホワイトアウトって失神ではないですが倒れちゃうとかがあって。
夕方からが元気で夜になるとピークに元気で(笑)
普通の人とサイクルが逆というのがけっこうありました。
朝起きた時に起きれない、なまけもの病といわれていて、
ほんとに音も全く聞こえなくて起き上がれなくてぼーっとしているんですが、
起きた時に脳に血流が回らなくて意識が働かないっていうような状態です。
それが寝たらあかん時に寝ちゃうとかけっこうあったんですよ。
事務職は絶対できないと思っててそういうのも全部合わさった時に
普通に仕事するのはけっこう難しいなと薄々思ってました。
-医療職を考えるようになって-
人のからだに自分の意志で治療できる資格というのが医師と柔整師と鍼灸師だけなんですね。
他の異業種も魅力的だったんですが、人の体に治療できて、東洋医学で本質的に解決できて、独立開業権があるのもその3つなので全部統計的にみて鍼灸師がベストなのかなと思い選びました。
-記者-
夜の方が活動しやすいのかと思い、ぼくも調べて見ました。成功者の中でも朝型と夜型がいてて、ベストパフォーマンスを出すためにはどうすればいいんでしょうか?
-自分のタイプを自己分析しましょう-
最近それがちゃんと統計に出た分類があってクロノタイプ診断というものがあります。
私はオオカミタイプとか朝起きて活発なタイプとか
当時は知らなくて「毎朝5時起きの人が仕事ができる」とか、「作業効率があがる」とか、
「朝方の人は仕事ができる」というのがあったんですが
むしろ私は夜の方が静かで集中できるタイプで、誰でも簡単に診断できるものがあるんです。
ここで重要なのは当たってる当たってないではなく「自分の体質を知る事」でベストパフォーマンスを出せる方法を知ることが重要なんです。
これを知ることで自分を肯定することができました。
睡眠時間が統計に沿って理想の睡眠時間が割り出せたりします。
私はオオカミタイプなのでクリエイティブ系で17時から24時がベストパフォーマンスだったりするんです。
私が研修やセミナー、個別診断でお話しすることはワールドカフェスタイルで行います。
何人かの会議での討論のやり方の一形式。 各参加者が対話を通じて、「気づき」を得ることを目的とする。
自分たちで自分の事を理解して持ち帰る授業を心がけています。
様々な診断がたくさんありますが質問事項が多すぎたりするものが多いですがこちらの分析は簡単に分析できるのでお勧めですよ。
私の場合はこの診断も含めて目の周りのツボチェックやいろんな診断をして多角的に分析しいます。
体質診断で皆さんのあったメンテナンス方法を分析します。この診断だけ受けに来られるかたもいらっしゃいますよ。
---この技術は誰から学びましたか?
日々、患者さんから学ばせて頂いてます。
鍼灸は経験が全てで自分より下が入ってこなければベッドメイキングしかできない事が多いんです。
知識のベースは本やいろんな教材とか参考文献とかよく読んでます。
あと現場経験の範囲が広いさがすごく豊富なので他の人とは違うと思います。
緊急災害支援活動で海外も行きましたし岡山真備町や東北、福岡など震災の時に全国ボランティアで回りました。
そこでは臨機応変に対応しなければならなかったですし、難しかったですが本当に勉強になりました。
---この仕事で難しい事は?
鍼灸の受療率が4~5%ととても認知が低いことなんです。
鍼灸や針は知ってるけどしたことない。
針が怖いとか、痛そうとか知ってるけどやらない方が多いです。
やってみるとイメージががらっと変わりますよ!
---ある程度身につくのにどれくらいかかりますか?
受ける人で容体にもよると思いますが
OLさんで
「クーラー冷え」
「生理痛がなくなった」
「毎週来てたら生理不順で来てなかったけど帰りになってた」
毎週ボディフェイシャル顔と体の治療2カ月間で8回
ある方はリラクゼーションがめっちゃ好きで休みに来たっていう感じの方で、
むくみとったり変化があるけど本人は自覚がなかったんですね。
2カ月後にたまたま免許更新のタイミングがあって視力検査を受けると眼鏡・コンタクトの必要の記載がとれたという事例もありました。
眼精疲労をとる治療をしてたけど結果視力が回復しるお手伝いができました。
年齢的なものとかであれば難しいのですが調節のピントとかは筋肉なので、疲れによるものであれば治療・回復はできるのですがある程度、理想の回復に近づける事ができました。
-あと逆子が改善されましたというお声も頂きました-
出産2週間前でもう変わらんかも?というタイミングでしたが、最初やわらかめのお灸をしてて2週間やったんですけど変化がなくて
出産前でちょっと怖いけどもぐさの燃やすほうのお灸に変えてみたら逆子がもどったのはたまたまですね。
だいたい60%の確立で逆子が治るツボと言われている箇所があってそこをもぐさで刺激してみました。
---匠自身がどのようなシーンで仕事が役にたちましたか?
鍼灸って未病に強いといわれているんですよ。
まだ病気じゃないけど体が不調っていう状態で、
自律神経を私自身が乱れやすいというのもありました。
その度にどうしたらいいかっていうのが分かってるとどうしたらよいかが対応が早いですね。
自分の体を知っているからこそできることだと思います。
ちっちゃなことから大きなことまで、
単なる二日酔い・首肩のこりがひどくて頭痛が続くとか、疲れ目がひどい、むくみがひどい、胃もたれならどこにアプローチしたらよいかとか。
ちょっとしたことが改善の効率化をしていくのでとても役にたっています。
自己管理しやすくなるので、健康経営の企業研修では病気までいかないけど不調を感じている人がほとんどなのでセルフケアのお話はよくさせて頂いています。
女性にはリフトアップ・冷え解消とか・むくみ改善などをお伝えしています。
---時代に合わせて変えているところはありますか?
鍼灸は温めの温熱療法ってお灸使いましょうという感じなんですが効率とか親和性とか適応を考えるとホットストーンのがよくて針とホットストーンで治療しています。
遠赤外線で芯まで熱が届くので痛みが出ている時はお灸がよかったりするのですが私は使い分けててお灸の部分治療と分けてホットストーンを使う治療にこだわっています。
---匠にとって鍼灸とはですか?
私は3つの基盤を作っています。
愛情・感謝・安らぎ
この3つの重なるポイントを判断基準としています。
3つの土台があってこそご縁があると思っています。
単に治療して終わりではないのでどちらかといえばリラクゼーションからの入り口の鍼灸サロンという位置づけです。
癒しの中に医療を入れ込んでリラクゼーションの質を高めるというのが目的。
鍼灸に癒しを求める方がまだ少ないのでもっと知って頂きたいですね。
来て頂いた方にはどこにもないメニューですね?とか
美容だけではなくて癒し、癒しだけではなく体のメンテナンスができると喜んで頂いています。

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