【商標権・特許を事業化】アイデアをビジネスに変える専門家【知財事業・弁理士】
みなさんこんにちは
知財事業の専門家 弁理士の山本です。

知財事業の専門家という
ちょっと変わった肩書なんですけれども
知財事業の専門家
「知財」の専門家じゃなくて
「知財事業」の専門家と名乗っています
弁理士というのは
まあ一般的に知財の専門家とされているんですけれども
それを事業化する
知財を事業化するところに力点を置いた職業だと
私は思って活動しています
知財というのは特許や商標と呼ばれるような
まあいわゆる特許庁に申請することで
権利が発生するものなんですけれども
そういった特許権や商標権を
活用して使ってですね
どのように事業化していくのか
これを私の方は専門としております
知財を事業化するというときに
私が特に意識しているのが
この「守りの特許」「攻めの特許」と言う考え方です
この「守りの特許」「攻めの特許」というのは
私がオリジナルではなくてですね
元キャノンのマルシマ先生という弁理士ですね
キャノンの専務までなられた方なんですけれども
その方が提唱しているものに
この「守りの特許」「攻めの特許」と言うものがあります
で、ほとんどの場合
ほとんどの場合が
世の中の特許っていうのは
「守りの特許」です
ええと日本の企業で
大手企業が98%
特許出願をしています
その98%のもうほぼ
ほぼ100%が「守りの特許」
として使われていると
で例外的に
「攻めの特許」というのが
いくつかあります
と言うような現状になっています
「守りの特許」というのは
イメージでして頂ければいいのは
あのまあ大手の企業さんが特許を取って
その特許を使うことで
「ほかの人に真似されない」
まあこういう使いかたを
守りの特許と呼んでいます
ええまあ
自分自社の技術を守る
という意味ですね
一方攻めの特許というのは特許を使って攻めていく
まあ先ほどの私の
知財事業の専門家で言うところの
事業化するための特許
これを「攻めの特許」と私の方で定義しています
要は自社で技術を守るんじゃなくて
この特許を使って
新しい事業を起こしてくださいと
そういう活動を私の方はさせていただいています
で「攻めの特許」の具体例なんですけれども
ええとここにこういう写真があります
この商品ですね
見ていただければ
分かるかと思うんですけれども
まあ卵パックですよね。
卵を十個ぐらい入ってると思うんですけれども
この卵パックにも特許がとられています
でどんな特許かというとですね
この卵パック普通スーパーなんかで見ると
ここに普通の卵
って書いてあると思うんですけれども
このラベルが大きく貼ってあるもので
スーパーでよく見かけると思うんですね
そういったスーパーでよく見かける
卵パックなんですけれども
このどこが特許かというと
卵パックの中に
ラベルが中に入っている
っていう特許です
ええなんか
そのままやん
という感じだと思うんですけれども
そんなそのままなものでも
うまくすると特許になるわけですね
でどちらかというと
そのままが特許になる方が
ものとしては
特許としては
怖い場合が多いです
そのままで誰でも使いたいと思うところに
特許があって使えない
と いう状態を作ることができるからです。
この卵パックの特許なんですけれども
ちょっとこう小さく書かれているんですが
普通のたまごという右上にですね
赤い文字で「全農」と書かれています。
この全農さんが
卵パックに卵を詰めて売っていると
でこの権利、特許を持っている権利が
全農さんだったら守りの特許ですね